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考古発見から見る中国文明の誕生-環濠集落と初期城郭都市を中心に-{龍谷大学}
考古発見から見る中国文明の誕生-環濠集落と初期城郭都市を中心に-{龍谷大学}
分野
文学や歴史を学ぶ
種別
大学の講座
開催期間
2020年04月27日 実施済み
2020年05月18日 実施済み
2020年06月01日 実施済み
2020年06月15日 実施済み
2020年06月29日 実施済み
2020年07月13日 実施済み
開催時刻
13時35分〜15時5分
開催場所
龍谷大学 瀬田キャンパス RECホール
滋賀県大津市瀬田大江町横谷1-5【地図(GoogleMap)】
講座内容
これまでの考古発見と研究によれば、稲作は今から約1万年前に現在の長江中流域の南部にあたる湖南省(洞庭湖南部)と長江下流域の浙江省一帯で始まり、次第に周辺地域へ広まったと考えられます。一方、黄河中流域と西遼河流域では、遅くとも今から約8千年前には粟などを中心に、畑作農耕が始まったとされています。このような南北二系統の農耕技術に伴って、従来の生業−狩猟、採集に追われ、分散かつ移動生活をしていた人々がやっと定住生活に入り、従って最初の農耕集落が誕生します。その規模は小さいが、農耕規模の拡大により、村も漸次大きくなり、やがて環濠集落が現れ、今から約5千年前には、環濠の内側に土塁が付加され、後の龍山時代には堀の内側に高大で頑丈な城壁が築かれます。このような初期段階の城郭都市は後の夏殷周の国家形成に決定的な影響を与え、中国史の中で極めて重要な部分となります。
対象者
講座内容に興味・関心のある方、大学で学びたい方。
定員
40名
料金
会員7,560円、一般11,340円
回数
6回
申込方法
電話、インターネット
申込み・問合せ先
龍谷エクステンションセンター REC滋賀
〒520-2194
住所:滋賀県大津市瀬田大江町横谷1-5
電話:077-543-7848