謎解き英語短編小説-読んで味わい解いて愉しむ-{龍谷大学}
分野
文学や歴史を学ぶ
種別
大学の講座
開催期間
2020年04月28日 実施済み
2020年05月12日 実施済み
2020年05月19日 実施済み
2020年05月26日 実施済み
2020年06月02日 実施済み
開催時刻
11時5分〜12時35分
開催場所
龍谷大学 瀬田キャンパス RECホール
滋賀県大津市瀬田大江町横谷1-5【地図(GoogleMap)】
講座内容
英米など、英語圏の有名作家たちの短編小説をいくつか読んでみます。翻訳ではなく直接原文を味わう魅力を経験しましょう。さらにもう一つ欲ばって、仕掛けを読み解いてみましょう。作品の謎にメスを入れ、ワイワイ議論しながら、あっちへ飛び、こっちを結びして、隠された秘密を引きずり出し、最初とはまるで違った姿を目にするという、知的にしてスリリングな喜びを体験できることをめざしています。作品ごとに味わいのポイントも違いますので、あれこれ考える過程で、その作品に限らず文学一般をよりいっそう楽しく味わえる技術を身につけられるのではないかと期待しています。
(1) 4月28日(火)
Raymond Carver "Little Things" 愛憎果てるところ ―
ごく短い中に強烈なインパクトを秘めた物語にノックアウトされてみましょう。
(2) 5月12日(火)
Ernest Hemingway "Cat in the Rain" 猫の正体 ―
文章は簡単そうで、その実手の内を見せない作家の、ひたすら裏の可能性を考えます。
(3) 5月19日(火)
H. E. Bates "Never" 人生をどう選ぶか ―
若き女性の悩み、迷い、決断。その行方を表現の工夫とともに読み解きます。
(4) 5月26日(火)
Walter de la Mare "The Riddle"「謎」の謎を解く ―
題も「謎」のこの物語はたしかに謎だらけ。子どもたちはどうなるのか。児童文学でもありホラーともされる作品です。
(5) 6月2日(火)
James Joyce "Eveline" マヒマヒがんじがらめ ―
この作品を含む短編集のテーマは「麻痺」とされています。それを言葉の魔術師はどう描くのでしょうか。
対象者
原文を読むので英検準2級程度の読解力があるのが望ましいのですが、翻訳も合わせて使いますので多少不安でもカバーできます。「レベル選択の目安」の初級〜中級相当の方。
定員
20名
料金
会員6,300円、一般9,450円
回数
5回
申込方法
電話、インターネット
申込み・問合せ先
龍谷エクステンションセンター REC滋賀
〒520-2194
住所:滋賀県大津市瀬田大江町横谷1-5
電話:077-543-7848