自然観察講座 春の里山歩き-太神山-{太神山(大津市)}
分野
自然や環境を学ぶ
種別
大学の講座
開催期間
2020年05月09日 実施済み
開催時刻
9時15分〜15時
開催場所
太神山(大津市)
講座内容
太神山(タナカミヤマ)は湖南アルプスの主峰です。湖南アルプスは、花崗岩を主体とする低標高の山々です。この山域には岩場が多く、稜線の景観が中部山岳のアルプス連峰に似ていることから、「アルプス」という名称がつけられたものと思います。太神山の頂上のすぐ下に不動寺というお寺があります。天慶年間(938〜947)に円珍が創建したと伝えられています。本堂は巨大な花崗岩の上に建っており、なかなかの壮観です。境内の周辺にはスギやヒノキの巨木が残されています。湖南アルプスは、江戸〜明治時代に禿げ山となったことが知られていますが、7世紀より前の時代には、巨木の茂る山であったといわれています。
石山駅からバスで約30分、終点の「アルプス登山口」バス停が出発点です。太神山まで登り、途中まで引き返して鎧ダムを見学した後、「アルプス登山口」バス停に戻ります。鎧ダムは1889年に建設された石組みの砂防ダムです。オランダ人技師の指導を受けた日本人技師(田邊義三郎)が設計したものです。ゆっくりと植物などを観察しながらの6時間弱の行程ですが、途中急な坂道の上り下りがあります。
対象者
標高差458m、全長約8km程度の登山中級コースを歩きますので、体力的に支障のない方。急な上り下りもありますので、体力に自信のある方向きです。
定員
30名
料金
会員6,480円、一般8,620円
申込方法
電話、インターネット
申込み・問合せ先
龍谷エクステンションセンター REC滋賀
〒520-2194
住所:滋賀県大津市瀬田大江町横谷1-5
電話:077-543-7848